2022.11.03
祝 萩尾望都先生 旭日中綬章ご受章おめでとうございます！！
萩尾望都先生が秋の叙勲で旭日中綬章をご受章されました。
萩尾先生のご受章を心よりお祝い申し上げます。
長年にわたり、数々の名作を生み出されてきた萩尾先生のご功績に敬意を表するとともに、
今後のさらなるご活躍を祈念いたします。
萩尾望都 プロフィール
1949年5月12日生まれ。福岡県大牟田市出身。日本SF作家クラブ、日本漫画家協会に所属。女子美術大学客員教授。1969年『ルルとミミ』でデビュー。
2012年紫綬褒章受章、2016年朝日賞受賞など受賞多数。2019年5月大英博物館The Citi exhibition Manga の原画展に参加し現地で講演を行った。2019年には文化功労者に選出。2022年アイズナー賞コミックの殿堂（The Comic Industry’s Hall of Fame）入り。現在、月刊flowers（小学館）にて『ポーの一族』の最新エピソードを精力的に連載中。
主な作品『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる！』『銀の三角』『イグアナの娘』『マージナル』『半神』『王妃マルゴ』など。
この度 旭日中綬章を受章いたしました。驚くと共に身の引き締まる思いです。50年以上漫画の道を歩んで参りました。日本は漫画の文化が多岐にわたり充実した国です。女性及び少女漫画は文化の歴史で捉えても面白く、まだまだ研究の余地があると思います。多くの先人達や同胞のおかげでこの度の叙勲があり、またこの受章が後輩達への希望と励みになりますよう願っています。漫画に関わる全ての方にお礼申し上げます。
2022年11月 萩尾望都