1月10日生まれ、岡山県出身。月刊flowers 2004年5月号『その彼女の存在』でデビュー。『町でうわさの天狗の子』で第55回小学館漫画賞 受賞。『金の国 水の国』で[このマンガがすごい!2017オンナ編] 第1位、[マンガ大賞2017]第2位を受賞。現在、月刊flowersで連載中の『マロニエ王国の七人の騎士』も[このマンガがすごい!2018オンナ編]第1位となり、2年連続の受賞となる。
マロニエ王国の女将軍・バリバラには七人の息子がいた。
それぞれの名前は…
「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ 」。
彼らの大義は――
「いつかかっこよくお姫様を助けること!!」
そんな彼らに与えられた任務とは…!?
『金の国 水の国』の岩本ナオが贈る、中世騎士ものがたり。
- 長男 眠くない(ねむくない)
弟達を溺愛している文系男子。 - 次男 博愛(はくあい)
恋多きプレイボーイ。 - 三男 暑がりや(あつがりや)
暑さが苦手な肉体派男子。 - 四男 寒がりや(さむがりや)
寒さが苦手な心優しき男子。 - 五男 獣使い(けものつかい)
獣と話すことができる動物系男子。 - 六男 剣自慢(つるぎじまん)
無愛想だが、剣の腕は一流。 - 七男 ハラペコ
可愛いが、力持ちで大食い。 - 姫様
マロニエ王国のお姫様。 - エリー(エレオノーラ)
七人兄弟の幼なじみの女騎士。 - 女将軍バリバラ
マロニエ王国の女将軍。
「マロニエ王国の七人の騎士」を以前から愛読してくださっているお二人から、コミックス3巻発売を記念して、コメントを頂きました。
斉藤壮馬さんは、帯に掲載されたコメントとは別のロングバージョンになります!
吉本ばなな(小説家)
人が人に優しくするってどういうことだろう?と思うとき、
いつもマロニエ王国の人たちが浮かんできます。
斉藤壮馬(声優)
はじめて岩本先生の作品に触れたのは『町でうわさの天狗の子』。すこし・ふしぎな世界観と、魅力的かつどこかとぼけた素敵なキャラクターたち、じんわり染みるストーリーに心があたたまりました。
そこから『スケルトン イン ザ クローゼット』『Yesterday,Yes a day』に遡り、『金の国 水の国』へとあっちこっちへ行きつ戻りつしながら読ませていただきました(岩本先生作品は、タイトルもとても秀逸ですよね!)。
どの作品も、かわいい絵柄でほっこりさせられながら、論理やしがらみを軽々と超えさせてくれるような気持ちよさがあって、それは今作『マロニエ王国の七人の騎士』でも同様。
「眠くない」「寒がりや」「ハラペコ」など、ユニークな名前と個性を持つ7人を中心としたファンタジー作品である今作は、岩本先生の感性が存分に発揮された快作です!
各々のキャラクターがその個性にどう向き合い、生かし、物語が進んでいくのか……! 続きが気になって仕方がありません!
まだ岩本先生ワールドに触れたことがないよ、という方、ここで会ったのもきっと縁です。ぜひ一度手にとって、ページをめくってみてくださいませ!
ちなみにぼくはエレオノーラが大好きです!