5月12日生まれ。福岡県出身。1969年に『ルルとミミ』でデビュー。『トーマの心臓』『半神』『残酷な神が支配する』など数多くの代表作がある。『11人いる!』『ポーの一族』で第21回小学館漫画賞を受賞。「月刊flowers」に連載した『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞。2011年、第40回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞を受賞。2012年、紫綬褒章を受章。2016年度朝日賞受賞。2017年、JXTG児童文化賞受賞。2019年、文化功労者として顕彰。
その朝、大人たちはみんな消えてしまった———
2033年のある日、町中から大人達が消えた。残されたのは子供たちだけ。
中学生の一紀(カズキ)といとこで高校生の大介は、残された子供たちでなんとか生き延びようとする。
やがて、満18歳の年齢を境に世界が2つに分かれてしまったらしいことが判明して…!?
近未来本格SFストーリー!
- 鹿賀一紀(かが かずき)
中1。明るく前向き。大人が消えた現象に積極的に立ち向かう。大介が好き。 - 大熊大介(おおくま だいすけ)
高3。大人が消えた町の拠点・榛野高校のリーダー的存在。 - 猿渡飛比夫(さるわたり とびお)
大人が消える現象が起きた後に、榛野市で働く母親を探しにきた少年。