5月12日生まれ。福岡県出身。1969年に『ルルとミミ』でデビュー。『トーマの心臓』『半神』『残酷な神が支配する』など数多くの代表作がある。『11人いる!』『ポーの一族』で第21回小学館漫画賞を受賞。「月刊flowers」に連載した『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞。2011年、第40回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞を受賞。2012年、紫綬褒章を受章。2016年度朝日賞受賞。2017年、JXTG児童文化賞受賞。2019年、文化功労者として顕彰。
「エディス」から40年――エドガーとアランの核心に触れる衝撃の新シリーズ!
1976年ロンドン、「エヴァンズ古物商」の火災で消えてしまったアラン、そして消息不明となったエドガー。時を経て2016年、ミュンヘン。40年振りに現れたエドガーが、ファルカに会いに来た。ひとつのスーツケースを携えて――!
- エドガー
時を超えて生きる“ポーの一族”。大老(キング)ポーから直系の血を受け継いでいる。アランはエドガーが仲間に加えた。 - アラン
エドガーの友人。40年前の火災で行方不明となるが…!? - アーサー・クエントン卿(あーさー・くえんとんきょう)
19世紀末に仲間に加わる。エドガーとアランの庇護者役となる。 - バリー
本名を隠し、様々な偽名を使い分ける。大老(キング)ポーに一族から追放された。アランをよみがえらせる方法を「知っている」というが…? - ファルカ
1925年ごろエドガー、アランと知り合う。同族だが「ポー」ではない。 - ブランカ
1925年ごろエドガーと知り合う。ファルカに命を救われ以後、行動を共にする。 - 大老ポー(きんぐ ぽー)
ポーの一族の最古老。めったに姿を見せない。